誕生・開発ストーリー
田んぼにはたくさんのいきものがいます。
(ホウネンエビ)
(コシマゲンゴロウもやってきた)
彼らのために影響の少ない農法を選択したい。
でも、暑い時期の雑草取りは大変。
この雑草取りが簡単で楽ならば、農薬の類を使わない農家さんが増え、
いきものが増えるのではないだろうか。
(田んぼの草取りゲンゴロウ開発前 雑草は手で取る)
そう考え、来る日も来る日も、効果的な除草について試作と実験を繰り返しました。
(雨ニモマケズ 試作4号機を実験する)
作業者1人につき
【田んぼの草取りゲンゴロウ】1台で、
少なくとも田んぼ1反はラクラク
処理できると感じています。
1反の田んぼにはどれほど
多くのいきものがいることか!
100人、1000人が使って下さるならば、
もう掛け算の世界で、
多くの絶滅危惧種にもやさしくできる?
1反×100、1反×1000・・・
(トノサマガエルもついに絶滅危惧種に)
いきものに優しくすれば作業も楽になり、食べたいお米が食べられる。
【田んぼの草取りゲンゴロウ】は人力歩行型です。
簡単に改良やメンテができるような構造です。
あなたのアイデアで、ゲンゴロウは進化します。
いきものたちのために。
ひとのために。
美しい自然のために。
田んぼの草取りゲンゴロウはお役立ちします。
(ゲンゴロウ使用前の実験圃場・2022年 雑草だらけ)
(ゲンゴロウ試作機使用後の実験圃場・2023年 雑草ほんの少し)
(ゲンゴロウ改良機使用後の実験圃場・2024年7月2日 すっきり)
(2024年7月12日 すっきり継続中)
(水面に見えるのは浮草です 浮草は夏の水温上昇を防ぎ雑草の生育を抑制します)
取り漏らした部分もありますが、ご覧のようにだいたいきれいになります。
雑草の数を減らし、結実させないことを心掛ければ、年々雑草は減ることでしょう。
ちなみに反収も、苗箱数20枚で、2022年籾7袋が、2023年では籾12袋、
そしてなんと2024年は、苗箱数6枚で籾13.5袋となりました。
やはり雑草に養分を取られていたんですね。
(実験田調べ・農薬不使用、無施肥、中干しせず、の自然栽培です)